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プロダクトデザイナー

※2024年10月掲載

レック株式会社

門山 稀一

1999年
神奈川県生まれ
2018年
神奈川県立神奈川工業高等学校
デザイン科卒業
2021年
桑沢デザイン研究所 総合デザイン科
プロダクトデザイン専攻卒業

無難にならないように個性をアピール
チャンスだと感じたら積極的に行動する

 ホームセンターや100円ショップで販売される商品の企画開発を行っています。主な業務はアイデア出し、市場リサーチ、デザインですが、設計や製造など商品化に関わるすべてのプロセスに携わっています。シリーズとして展開する商品は、ブランディングを行う場合もあります。
 解決したい課題や生活の困りごとの徹底的なリサーチに力を入れています。リサーチは企画開発の根幹を決めるために不可欠で、根幹が安定していないと、商品化を進めるなかでゴールが見えなくなってしまう可能性があります。リサーチがアイデアに繋がることも多く、店舗に行き、どんな物が商品化されているか、本当に売れている商品は何かを自分の目で確かめることを心がけています。学生の頃はアイデアで完結していましたが、仕事では生産方法やコストを現実的に考える必要があるため、責任を感じなから業務にあたっています。
 就職活動では無難にならないことを意識していました。同じ学校のポートフォリオでは、同じ課題が並んでしまいます。そこで個性をアピールするため、自分が好きな青色をベースに、「シャープ」「近未来」のテーマで統一し、さらに、趣味で製作していたフィギュアについても記載しました。それがきっかけで、いまではホビー関連の業務を任せてもらっています。ポートフォリオは課題以外にも個人的な活動、趣味、こだわりなどを載せて、個性をアピールすることがおすすめです。
 会社説明会に参加したとき、ポートフォリオを見て欲しいとお願いしたことがあります。担当者と直接話をすることで、会社が求めている人物像やポートフォリオの改善点などを教えてもらうことができました。入社後、その積極性が採用理由の一つだと教えてもらい、チャンスだと感じたら行動することの大切さを知りました。就職活動は緊張しますが、会社は採用しようという姿勢でいてくれるので、チャンスをみつけたら積極的に行動してみてください。

  • 1年目に初めて企画・デザイン・設計を担当したゲーム機用アクセサリー商品
  • 今年の梅雨時期から発売された室内干し用のランドリー関連製品

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