STRAMDへの声
個の力を組織へいかす突破口としてデザイン素養を
田中 佐和子 セブン銀行 新規事業部 次長
時代が変革していく中で、私達は現状への危機感を感じながらも、日々目の前のことへの対応に追われている。何か突破口を見つけたいと思っていても、どこから見出したらよいのかわからない人も多いのではないか。
その答えの一つが、企業のデザインを考えるということにあると思う。デザインというと、デザイナーなど一部の人達の領域と考えてしまうが、企業の活動も全てデザインと密接な関りをもっている。
大学時代は経済学部に所属し、卒業以降金融業界に身をおいている私は、アーク都市塾で中西先生の講義を受講することにより、経営とデザインの相互の密接な関りの重要性を学ぶことが出来た。これは今の私にとって貴重な財産である。
そしてこの事を<STRAMD>を通じて、一人でも多くの人達に知ってもらいたい。
デザインおよび経営に携わる一人一人が相互理解をし、その重要性を認識しあうことが、先行きの見えない日本が前に進むために必要不可欠であろう。そして今の時代に求められるのは、個々人が自分の能力を最大限に伸ばし、それを会社という組織が最大限に生かせるデザインをつくることであり、その突破口への入り口は<STRAMD>にあると考える。
これからの企業はデザインこそ競争力の源泉、そのための人材育成が急務です
日比 恒平 三菱総合研究所 研究員
近年、多くの製品カテゴリーにおいてコモディティ化が進展し、企業の競争環境は厳しさを増している。その中で、脱コモディティ化のための重要な要素としてデザインが注目を集めている。
P.コトラーは1984年に「デザインは企業にとって持続的な競争優位をもたらすことのできる強力なツールであるにも関わらず見過ごされている」と説き、その原因は経営陣とデザイナーの間におけるギャップであると指摘した。
P.コトラーの主張から20年以上が経ち、デザインの重要性こそ認識され始めたものの、デザインを競争力の源泉として戦略的に活用している企業は決して多いとは言えない。背景の一つとして、P.コトラーが指摘した経営陣とデザイナーのギャップを埋められる人材の不足が挙げられる。デザインと経営を十分に理解した人材を育成し、デザインを戦略的に経営に活かす仕組みを構築できた企業はコモディティ化から一早く脱却することができるだろう。その意味でこれまでの豊富な実践事例を背景とした教育プログラムには大いに期待したい。
ビジネススクール講演会参加者の声
(グロービス経営大学院における中西元男講演への反響を抜粋しました)
●デザインってやっぱりすごいものなのだ、と驚いた●デザインというものに対する見方が完全に変わった。誰でも美意識を磨くことはできる。さっそく取り組んでみたい●これからは、文化成長が経済成長を牽引する時代が来る●「30年後を考え、今何をすべきかを考える」ことが現在の日本では強く求められているのだと感じた●通常のセミナーと異なる切り口で企業変革や経営戦略をうかがうことができ、自分が物事を見る際の視点が増えた●経営に関するセミナーは事前に内容が読めてしまうが、今回は驚きの連続だった●最も印象に残った言葉は、「シンボルは思想の凝縮である」と「良いデザイン(シンボル)は一人歩きする」という言葉●デザインと企業戦略には密接な親和性がある●デザインの可能性の奥深さを学ぶ意欲がわいた●デザインというと、もっと小さいものに対する概念という先入観があった。「経営にデザインを活かす」という考え方が初めての発想で大変衝撃を受けた。
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